TIPATibetan Institute of Performing Arts
TIPA (チベット舞台芸術団)とは
チベットの最高指導者ダライ・ラマ法王14世が中国の侵攻を受け、余儀なくインドへ亡命したのは1959年のこと。この時、彼を追ってインド、ネパールへ亡命したチベット人は8万人に及びます。ダライ・ラマ法王は、一刻も早くチベットの伝統舞台芸術を保存する手を打たなければ、チベット独自の文化が永久に失われると案じ、インドに到着してわずか4か月後の1959年8月にTIPAを設立しました。
「ラモ」と呼ばれるチベットオペラを保存・継承するTIPAは、ステージアートの教育機関でもあり、世界公演を行う傍らで、次世代の若者たちに祖国の歌と楽器演奏、舞踏とオペラを指導しています。
2006年7月、TIPAのトップスター16名が来日。今回の公演では、チベットオペラの一幕、仮面舞踏、ヤク(牛に似たチベットの動物)の踊りなどが披露されました。
カテゴリ | チベット舞台芸術団 |
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