<問合せ> 03−3476−4422 仁太坊生誕祭実行委員会(ジャパン・ユニオン内)

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 「仁太坊伝説」が
  講談でよみがえる

講談「仁太坊伝説」

出演 
神田紫(講談)
黒澤博幸(三絃・津軽三味線)

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 天地人コンサート
 「雲漢」〜INORI〜

仁太坊生誕祭記念公演
天地人コンサート「雲館」〜INORI〜

出演
Soul & Beat Unit 天地人
山本恭司
御所川原 囃子 心組
大館曲げわっぱ太鼓
津軽三味線 黒澤会

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097 田と岩木山.JPG097 田と岩木山.JPG

 生誕155年記念
 特別ツアーのご案内

新青森駅発着の特別ツアーがございます。

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講談「仁太坊伝説」

 仁太坊こと、仁太郎が生まれたのは、安政4年(1857年)の7月7日のこと。場所は北津軽郡金木町神原村。父は渡し守。母はゴゼ(三味線を弾く盲目の旅芸人)で、産後まもなく他界。仁太郎少年は8歳で流行病の天然痘にかかり、高熱のため失明。盲目となった少年に一筋の希望を与えたのが、母が遺した三味線でした。上方から来た旅芸人から三味線を習い、少年の腕は上達していきますが、やがて父も他界。わずか11歳で天涯孤独となった盲目の少年は自ら「仁太坊」と名乗り、門付芸人の道を歩み始めます。人と違った演奏をしようと練習に励む日々。青年に成長するにつれ、「人が感動する三味線を弾くにはどうすればいいのだろう」と悩む仁太坊に、ひとりの女性が「修行に出よ」と勧めます。仁太坊は、言われるままに修行へ向かいます。厳しい修行を終え、生まれ出たのが男性的な力強い音色と激しいビート、ほとばしるリズム、大自然の息吹のように自由奔放に紡がれる華麗な旋律でした。それは、真新しい日本の音楽の誕生でした。今やエンターテイメントとなった津軽三味線特有の「叩き奏法」や「即興演奏」はどのようにして生まれたのでしょうか?仁太坊を変えた修行とはいったい何だったのでしょうか? そして、それを勧めた女性とは?盲目という悲運をバネにし、感性と芸を磨き、人々を癒し、楽しませた津軽三味線の始祖・仁太坊の生涯を、講談師、神田紫が臨場感いっぱいに語ります。 講談の伴奏を務める黒澤博幸は、津軽三味線界の最高賞「仁太坊賞」を三連覇した日本チャンピオン。仁太坊直系に位置する津軽三味線奏者です。「仁太坊生誕祭」のプロデューサーです。津軽三味線のルーツに迫る講談。ご期待ください。

◎日本の伝統話芸、講談
 講談とは、日本の伝統話芸。講談師(講釈師)と呼ばれる人が演じます。演じるネタは、軍記物や政談、有名な事件を始めとする歴史物語です。歴史ものを中心とした物語を、興味深く聴衆に聞かせる朗読劇。落語の演目が「出し物」と呼ばれるのに対し、講談は「読み物」と呼ばれます。明治以降、芝居のネタも演じるようになり、様々な物語を語るようになりました。人気のストーリーテラー、神田紫が語る「仁太坊物語」。どうぞ、お楽しみに。

開催日
7月7日(土)
場 所

津軽三味線会館 多目的ホール

〒037-0202
青森県五所川原市金木町
朝日山189-3

TEL:0173-54-1616

時 間 16:00 開演
料 金 1,800円
出 演

神田 紫 (講談)

黒澤 博幸 (津軽三味線)


むらさき.psd神田 紫
 女性講談師。文学座から小沢昭一氏主宰『劇団・芸能座』6年在籍後、講談の神田山陽師の門をたたく。
 1988年、真打ち昇進。パープルエクスタシーシリーズと銘うち、『血文字 お定』や『柴版・滝の白糸』等を連続上演。女の激しい生き様、ほとばしる情念の世界を見事に表現し、講談界のみならずマスコミ界に紫ブームを巻き起こす。TV、ラジオ他での活動も盛ん。
黒澤.jpg黒澤 博幸
 1972年、岩手県盛岡市生まれ。7歳から三味線を始める。2002年〜2004年、青森県五所川原市金木町で開催される「津軽三味線全日本金木大会」で最高位の「仁太坊賞」を三連覇。
 現在「津軽三味線 黒澤会」会主、及びNHK文化センター盛岡支社カルチャー講師として津軽三味線の継承と伝承に努める他、元オフコースのドラマー大間ジロー、和太鼓の大沢しのぶと共にソウル&ビート ユニット「天地人」を結成し活動中

世界が認めた音魂
仁太坊生誕祭記念公演
天地人コンサート
「雲漢」〜いのり〜

 仁太坊の古里、青森県五所川原市と言えば、青森三大ねぶたの一つ「立佞武多(たちねぶた)」が有名。高さ23メートル、重さ17トンもの巨大な山車「 立佞武多 」。その力強さと底抜けに明るい夏祭りのエネルギーが、これからの東北を支える力になってほしいという願いをこめて、今回のコンサートを開催いたします。  猛々しい立佞武多の表情に見ほれながら、台座を見れば、そこには「雲漢」の二文字が描かれています。その意味は「天の川」。仁太坊が生まれた7月7日の七夕にちなみ、「仁太坊生誕祭2012」のメインイベントのコンサートタイトルを「雲漢」〜いのり〜としました。
 出演者は、世界に羽ばたく東北出身のソウル&ビートユニット「 天地人」。ゲストにロック界のカリスマギタリスト「山本恭司」を迎え、華やかなステージを繰り広げます。また、今回の公演では三味線のルーツを知っていただくために、日本に伝わった琉球三線からゴッタン、細棹、中棹、太棹、エレキによる演奏も行ないます。さらに、「大館曲げわっぱ太鼓」や地元のいなせなお囃子「心組」も登場!  津軽三味線、和太鼓、お囃子、ドラム、そしてロックギター。サウンドはジャンルを超えて融合し、津軽の夏空へと駆け上がります。奇抜でエネルギッシュなコラボレーションステージをお楽しみください。

◎五所川原の立佞武多は力と復活の象徴!
 青森県を代表する夏の祭り「ねぷた」は、古くは中国から伝わった「中元」の行事が起源といわれ、400年以上、津軽地方を中心に受け継がれて来た火祭りです。  
 巨大な立佞武多が五所川原の記録に登場するのは、明治40年頃。高さ21〜22メートルの勇姿は、当時の豪商や大地主の力と象徴でした。しかし、大正時代になると電気が普及。電柱が道に立ったことで、ねぷたは小型化の一途を辿ることに。さらに、戦後2度の大火で街 が全焼。設計図や写真が消失し、巨大ねぷたは姿を消しました。ところが、1993年に当時の設計図と写真が発見され、翌1994年には市民劇団「橇の音」により高さ7メートルのねぷたが復元。その2年後に市民有志により「たちねぷた復元の会」が結成され、1998年、80年ぶりに「五所川原立佞武多」が復活しました。

立佞武多.psd

こころぐみ.jpg御所河原 囃子 心組(こころぐみ)
<青森県五所川原市>
 五所川原市の大型立佞武多の囃子方として、毎年お祭りに参加。会員は大人から子供まで総勢120人。津軽に伝わる様々な囃子と祭りの良さを多くの人に伝えるために活動中。

開催日
7月8日(日)
場 所

「オルテンシア」
ふるさと交流圏民センター
大ホール

〒037-0065
青森県五所川原市字幾世森
24番地15

TEL:0173-33-2111

時 間 13:30 開演
料 金

2,800円(前売り) 3,300円(当日)

出 演

Soul & Beat Unit 天地人

山本 恭司 (BOWWOW)

大館曲げわっぱ太鼓

御所河原 囃子 心組

津軽三味線 黒澤会

ten2011-2.psdSoul & Beat Unit 天地人
 ソウル&ビートユニット「天地人」は2002年に結成された東北生まれの音楽ユニット。メンバーは、元オフコースのドラマーの大間ジロー(秋田県在住)。和太鼓奏者の大沢しのぶ(秋田県在住)。「津軽三味線界の鬼才」と評価される黒澤博幸(岩手県在住)。和と洋の音楽を融合し、東北の人々の心や美しい東北の自然を表現する音楽ユニットです。天と地と人を結びつけるかのようなダイナミックなリズム。繊細華麗、時に情熱的な旋律が魅力の優れた音楽性を持つ「天地人」は「エネルギッシュで心温まる東北の音魂」として国内外で高い評価を得ています。2011年3月11日。黒澤の弟子たちが被災。被災地での演奏と支援を募るために国内外で行ったコンサートは、全部で120公演に及びます。 2010年パリ、2011年ドイツ及び、台湾、2012年春、アメリカのワシントン、サンフランシスコ公演を実施しました。

kyouji.psd山本恭司(BOWWOW)
〜日本のロック界を牽引する、カリスマギタリスト 〜
 1976年にBOWWOWでデビュー。1977年にはキッスやエアロスミスの日本ツアーに同行し、日本人離れしたギターテクニックと作曲センスで日本のロック界を牽引してきました。  早くから活動の場をイギリスに移し、ヨーロッパで高い評価を獲得。現在はオリジナルメンバーで再結成したBOWWOWと、自身のソロ活動や他アーティストのプロデュースなどを中心に活動しています。ギタリストとしては日本ロック界のカリスマ的な存在であり、若手から一流のプロに 至るまでロックギタリストたちに与えた影響は絶大。 デビューから今日に至るまで日本のロック・ギタリストを代表する存在です。

大館曲げ03.jpg大館曲げわっぱ太鼓
<秋田県大館市>
 昭和59年に大館の地場産業で伝統的工芸品「曲げわっぱ」に皮を張り和太鼓を考案、結成されました。  平成7年、オールジャパンオタイココンテストなど各種太鼓コンクールで優勝を重ね、陸前高田市全国太鼓フェスティバルには独身の若者による「忍組」にて2年連続出場するなど、県内外で活躍。また、地元学校などにおける太鼓指導や市教育委員会主催「達人講座」和太鼓コース開設など、地域のイベントや指導、郷土の音を伝え広める活動に意欲的に取り組み、2002年度秋田県芸術選奨ふるさと文化賞を受賞。地域のオリジナルに根ざし、うねりと躍動感あふれる新しい太鼓を目指して活動しています。

黒澤会2010.jpg津軽三味線 黒澤会
 2006年1月に発足。同年5月、津軽三味線全日本金木大会団体B級に初出場で3位入賞。以来、黒澤のステージに数々出演。岩手県内のみならず、青森県五所川原市、東京丸ノ内ホテル等で演奏。ソウル&ビートユニット天地人との共演他、津軽三味線のルーツ、真髄を学び活動中。

仁太坊生誕祭2012特別ツアー
新青森駅発着の特別ツアーです。

お問い合わせ:045-287-4580
近畿日本ツーリスト 横浜支店 担当(穴山)

詳しくは下記パンフレットをご覧ください。
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東日本大震災復興支援イベント

2012年7月7日〜7月8日











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